ホーム > ドイツにおける民衆扇動罪と過去の克服
目次
はじめに
第一章 日本における差別扇動行為規制をめぐる議論状況
第二章 西ドイツにおける民衆扇動罪の誕生
第三章 刑法第130条の拡張とホロコースト否定表現の処罰
第四章 刑法第130条の解釈論上の諸問題
第五章 刑法第130条の合憲性をめぐる議論
第六章 民衆扇動罪規定の刑罰論上の位置づけ
第七章 欧州人権裁判所判例にみる差別扇動行為の評価
むすびにかえて
第一章 日本における差別扇動行為規制をめぐる議論状況
第二章 西ドイツにおける民衆扇動罪の誕生
第三章 刑法第130条の拡張とホロコースト否定表現の処罰
第四章 刑法第130条の解釈論上の諸問題
第五章 刑法第130条の合憲性をめぐる議論
第六章 民衆扇動罪規定の刑罰論上の位置づけ
第七章 欧州人権裁判所判例にみる差別扇動行為の評価
むすびにかえて
内容説明
ナチズムの復活阻止を目的とするドイツ刑法第130条を詳細に分析、虚偽の主張に対する「表現の自由」の問題を考究する。日独の比較から、ひるがえって日本の差別構造を撃つ。