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ドイツにおける民衆扇動罪と過去の克服

人種差別表現及び「アウシュヴィッツの嘘」の刑事規制

ドイツにおける民衆扇動罪と過去の克服
著者 櫻庭 総
ジャンル 社会 > 国際社会
出版年月日 2012/01/20
ISBN 9784571400292
判型・ページ数 A5・316ページ
定価 本体5,000円+税
 

目次

はじめに
第一章 日本における差別扇動行為規制をめぐる議論状況
第二章 西ドイツにおける民衆扇動罪の誕生
第三章 刑法第130条の拡張とホロコースト否定表現の処罰
第四章 刑法第130条の解釈論上の諸問題
第五章 刑法第130条の合憲性をめぐる議論
第六章 民衆扇動罪規定の刑罰論上の位置づけ
第七章 欧州人権裁判所判例にみる差別扇動行為の評価
むすびにかえて

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内容説明

ナチズムの復活阻止を目的とするドイツ刑法第130条を詳細に分析、虚偽の主張に対する「表現の自由」の問題を考究する。日独の比較から、ひるがえって日本の差別構造を撃つ。

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