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触法発達障害者への複合的支援

司法・福祉・心理・医学による連携

触法発達障害者への複合的支援

各専門分野の支援と連携の必要性を訴える

著者 藤川 洋子 編著
井出 浩 編著
ジャンル 障害 > 発達障害
出版年月日 2011/12/10
ISBN 9784571420405
判型・ページ数 A5・212ページ
定価 本体2,300円+税
 

目次

第1章 孤立する触法発達障害者たち
 第1節 「人を殺す経験がしたい」―触法発達障害者への注目
 第2節 「死刑でいいです」―触法発達障害者の抱える困難
 第3節 今こそ、触法発達障害者についての論議を
第2章 イギリスの実態
 第1節 偉人たちが出会った触法発達障害者
 第2節 触法発達障害者に対する処遇の実際
 第3節 イギリスにおける複合的支援の特徴
第3章 スウェーデンの実態
 第1節 発達障害者たちをとりまく現状
 第2節 少年の更生施設
 第3節 スウェーデンにおける複合的支援
第4章 日本の実態―司法の現場から
(解説)日本の触法処遇の流れ
 1 触法(少年)発達障害者―見立ての重要性と望ましい支援のあり方
 2 触法(成人)発達障害者―刑務所から見た現状
第5章 日本での複合的支援―各支援の現場から
 1 福祉の現場から―福祉の役割を改めて問う
 2 臨床心理学の現場から―福祉施設での心理支援の事例
 3 精神科医療の現場から―医学的支援の限界から見えてきたもの
第6章 今、もとめられていること―複合的支援モデルの可能性
 第1節 上野丘更生寮の触法発達障害者たち
 第2節 複合的支援の可能性

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内容説明

触法発達障害者が社会に戻るときの受け皿は非常に乏しく、彼らは孤立していく。そうした我が国の現状と課題を明らかにし、各専門分野からの支援と連携の必要性を訴える。

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