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子どもの登校を支援する学校教育システム

不登校をのりこえる子どもと教師の関係づくり

子どもの登校を支援する学校教育システム

不登校児童生徒への支援と、登校を促す魅力ある学級づくり等の教育実践と学校教育システムを論考する。

著者 岸田 幸弘
ジャンル 教育 > 教育学
出版年月日 2015/03/10
ISBN 9784571101700
判型・ページ数 A5・316ページ
定価 本体5,000円+税
 

目次

第1章 不登校の背景と登校支援の今日的意義
 1.1 「不登校」概念の変遷と教育現場
 1.2 不登校施策の変遷と教育現場
 1.3 不登校研究の成果と課題
 1.4 本研究の意義と目的
 1.5 本書の構成
第2章〔研究I〕教師が行う登校支援に影響を及ぼしている要因
    ――教師、不登校経験者、母親へのインタビュー調査から
 2.1 問題と目的および方法
 2.2 同一不登校事例における教師、生徒、母親の経験〔研究1-1〕
 2.3 小中学校教師が行う不登校児童生徒への支援〔研究1-2〕
 2.4 小学校教師が行う登校支援策の選択・決定の理由〔研究1-3〕
 2.5 本章のまとめ
第3章〔研究II〕教師による登校支援の特徴
    ――登校支援尺度の作成と支援の実施調査から
 3.1 問題と目的
 3.2 予備調査
 3.3 本調査の方法
 3.4 結果と考察
第4章〔研究III〕児童生徒の学校生活充実感を高める登校支援
    ――登校支援システムと学校適応を促進する集団体験
 4.1 問題と目的および方法
 4.2 すべての子どもの登校支援に取り組んだ学校の実践事例〔研究3-1〕
 4.3 学校適応を促進する「遊び」の集団体験〔研究3-2〕
    ――対人関係ゲームによる登校支援の可能性
 4.4 人間関係を促進する対人関係ゲームと学級活動〔研究3-3〕
    ――対人関係ゲームの実践事例の分析から
 4.5 本章のまとめ
第5章 総 括
 5.1 研究のまとめ
 5.2 総合的考察
 5.3 今後の課題
資 料
 資料1 不登校児童生徒への支援に関する調査
 資料2 対人関係ゲームによる集団づくりの実践事例

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内容説明

不登校問題と学級づくりを関連させた研究は少ない。本書は、不登校者への支援と、登校を促す魅力ある学級づくり等の教育実践とそれを支える学校教育システムを論考する。

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