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重度知的障がい者のここちよい時間と空間を創るスヌーズレンの世界

重度知的障がい者のここちよい時間と空間を創るスヌーズレンの世界

重度知的障がい児者が心身ともにリラックスして楽しめる活動「スヌーズレン」。創始者による解説書の全訳。

著者 ヤン・フルセッヘ
アド・フェアフール
姉崎 弘 監訳
ジャンル 障害 > 障害児者教育
出版年月日 2015/07/25
ISBN 9784571121265
判型・ページ数 A5・232ページ
定価 本体3,500円+税
 

目次

第1章 人間と環境
 はじめに
 五感と知覚
第2章 スヌーズレン、知的障がい者ケアにおいて発展した活動
 はじめに
 オランダにおける知的障がい者ケアの歴史
 新たなる知的障がい者観とケア
 知的障がい者ケアの1つの活動としてのスヌーズレン
 他の対象者への広がり
第3章 日々の実践におけるスヌーズレン
 はじめに
 好ましい環境要因
 日常的に実践するスヌーズレン
 居住型施設内にあるスヌーズレンルーム
 居住型施設外にある中央スヌーズレンルーム
 触覚の部屋
 聴覚の部屋
 視覚の部屋
 嗅覚と味覚
 ボールプール
 水のオルガン
 スヌーズレンルームとしてのスイミング・プール
 ハルテンベルグセンターでのスヌーズレンルーム
 スヌーズレンの中での音楽とその適用
 特に注意すべき点
第4章 スヌーズレンでの体験
 はじめに
 利用者(入所者)の反応
 両親の反応
 職員の反応
第5章 スヌーズレンに関する議論
 はじめに
 スヌーズレンはリラクゼーションが目的なのか、それともセラピーなのか
 スヌーズレンにプログラムを適用すべきか?
 スヌーズレンの限界
 スヌーズレンは重荷となるのか?
 スヌーズレンは一時的な流行にすぎないのか?
 スヌーズレンは超現実的な世界なのか?
 スヌーズレンは性的感情を喚起するのか?
 スヌーズレンに対する賛成意見と反対意見
第6章 スヌーズレンの専門家養成
第7章 自分で作るスヌーズレン用具
 はじめに
 触れる教材
 触覚の板
 触れるカーテン
 特別な効果を施した床と壁
 触覚の箱
 触覚立方体
 人形と可愛いオモチャ
 ネックレス
 音楽の箱
 音響ラック
 鈴付き手袋
 振動する箱
 鏡の壁
 鏡の箱
 ミラーボール
 色の立方体
 モビール
 液体のスライド
 香りのチューブ、袋とボトル
 香りのするクッション
 香りを嗅げるポスト
おわりに
推薦される楽曲リスト
『重度知的障がい者のここちよい時間と空間を創るスヌーズレンの世界』の解題

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内容説明

重度知的障がい児者が心身共にリラックスして楽しめる活動として、1970年代にオランダの福祉施設で始まった「スヌーズレン」。創始者によるスヌーズレン解説書の待望の全訳。

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