新・教育の最新事情
教員免許状更新講習テキスト
2016年度から大幅に見直された教員免許状更新講習。新しい「必修・選択必修」領域に対応した最新版。
著者 | 千葉大学教育学部附属教員養成開発センター 編 |
---|---|
ジャンル | 教育 > 教育学 |
出版年月日 | 2016/06/01 |
ISBN | 9784571101731 |
判型・ページ数 | A5・232ページ |
定価 | 本体2,500円+税 |
ネット書店を選択 |
---|
目次
──教育課題の解決力増進と魅力ある教育実践に向けて
第1節 施策の背景
第2節 社会総掛かりで教育を行う施策
第2章 「子ども」像のゆらぎと学校教育
第1節 「子ども」の誕生
第2節 「子ども」期の消滅
第3節 日本における「子ども」期の誕生と消滅
第4節 「子ども」像のゆらぎと学校教育
第3章 子どもの心理発達(仲間関係)と学校教育
第1節 親からの自立と仲間関係
第2節 児童期から思春期にかけての仲間関係の発達
第3節 発達途上の対人関係トラブルと「いじめ」
第4節 発達加速化現象と前思春期の侵食
第5節 小学校から中学校への環境移行
第6節 思春期と学校教育の不適合
〈トピックス〉脳神経科学からみた思春期の脳の成長
第4章 特別支援教育の新たな課題
第1節 特別支援教育の新たな流れ
第2節 学校における障害差別の解消
第3節 特別支援教育の難しさ
第4節 学校・通常学級での支援
第5節 保護者に対する支援
第6節 支援についての長期的視点と関係者との連携
第5章 子どもの生活の変化を踏まえた課題
第1節 子どもの生活はどのように変化したか
第2節 児童虐待
第3節 暴力行為、不登校
第4節 インターネットをめぐる問題
第6章 教育をめぐる状況変化
──教員のメンタルヘルス
第1節 教員のメンタルヘルスの実態
第2節 病気休暇の実態
第3節 事例調査から
第4節 新たな課題
第7章 学習指導要領の改訂の動向
──「アクティブ・ラーニング」・「カリキュラム・マネジメント」概念を手がかりとして
第1節 これまでの学習指導要領の流れ
第2節 現行の学習指導要領の特質
第3節 次期学習指導要領改訂に向けた動き
第8章 こころに傷を負った子どもたちの理解とかかわり
──学校における被害(災)者支援
第1節 さまざまな被害と子どもたち
第2節 被害に遭った子どもたちへのケアの法的根拠
第3節 災害・被害に遭うということ
第4節 被害(災)と時間経過
第5節 学校における「こころのケア」とは?
第6節 かかわりのヒント
第7節 注意したいこと
第8節 参考となる冊子など
第9章 対人関係、日常的コミュニケーションの重要性
第1節 はじめに
第2節 年齢構成のアンバランスと人間関係
第3節 学校教育を取り巻くさまざまな課題の解決のために
第4節 特別支援教育の視点で組織的対応を考える
第5節 フォーマルとインフォーマルな人間関係
第6節 学校という組織を機能させるために
第7節 学校・家庭・地域が連携するために
第8節 おわりに
第10章 児童生徒の安全確保と学校における危機管理
第1節 児童生徒の安全確保
第2節 学校における危機管理と課題
第11章 教育相談の基礎
第1節 教育相談の基本的考え方
第2節 学校での支援の視点──学校という場の特性を生かしたかかわり
第3節 子どもたちを取り巻く社会的状況の変化
第4節 個別の問題の理解と対応
第5節 おわりに──教育相談的能力の向上を目指して
第12章 キャリア教育
第1節 現代社会とキャリア教育
第2節 法律上におけるキャリア教育の位置づけ
第3節 キャリア教育の動向
第4節 改めて、「キャリア教育」とは?
第5節 キャリア教育にかかわる諸能力
第6節 子どものキャリア発達を踏まえたキャリア教育の取り組み
第7節 千葉県におけるキャリア教育
第8節 キャリア教育推進の担い手として
第13章 これからの道徳教育
──「特別の教科 道徳」でどう変わるか
第1節 「道徳の教科化」の背景と経緯
第2節 学習指導要領(道徳)の改正点とは
第3節 具体的な授業改善に向けて
第4節 道徳科の評価について
第5節 道徳科の実施にあたって
第14章 国際理解教育
──異文化理解と地球的課題の解決を通したグローバル・シティズンシップの育成
第1節 国際理解教育とは
第2節 国際理解教育の歴史
第3節 国際理解教育の内容
第4節 理解不可能性の存在とナショナル・アイデンティティの位置づけ──留意すべき事柄として
第5節 今後の展望
第15章 情報通信技術と教育の変化
第1節 メディア教育の変遷
第2節 交流の科学
第3節 SNSの特徴
第4節 学習とSNS
第5節 SNSの活用例
第6節 SNS活用の課題
資料:テキストの内容と必修及び選択必修領域の対照
[執筆者一覧]※肩書きは初版刊行時のものです
貞広斎子 千葉大学教育学部教授
保坂 亨 千葉大学教育学部附属教員養成開発センター教授
笠井孝久 千葉大学教育学部附属教員養成開発センター准教授
西村隆徳 千葉大学教育学部附属教員養成開発センター准教授
髙木 啓 千葉大学教育学部准教授
磯邉 聡 千葉大学教育学部附属教員養成開発センター准教授
土田雄一 千葉大学教育学部附属教員養成開発センター教授
重栖聡司 千葉大学教育学部附属教員養成開発センター教授
佐瀬一生 九十九里町立九十九里小学校校長
市川秀之 千葉大学教育学部助教
吉田雅巳 千葉大学教育学部附属教員養成開発センター教授
内容説明
2016年度から大幅に見直された教員免許状更新講習。新しい「必修・選択必修」領域に対応した最新版テキスト。学習指導要領や教育改革の動向についても最新情報を解説。