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「家庭団欒」の教育学

多様化する家族の関係性と家庭維持スキルの応用

「家庭団欒」の教育学

家族形態が多様化した現代で、教育の場としての家庭団欒を見直し、子どもが幸せに育つ家庭の在り方を考察。

著者 鈴木 昌世 編著
ジャンル 教育 > 教育学
教科書 > 教育 > 教育学
出版年月日 2016/06/15
ISBN 9784571101755
判型・ページ数 4-6・294ページ
定価 本体2,800円+税
 

目次

序 章
 はじめに
 1節 教育現場からの報告──2009(平成21)年現在
 2節 高等学校教諭の報告──2014(平成26)年現在
 3節 保育現場からの報告──2014(平成26)年現在
 4節 家庭団欒の教育的意義
 おわりに──家庭団欒から真の団欒へ

第1章 理想の父親像をめぐる歴史的断章
 1節 はじめに
 2節 〈厳父〉〈頑固親父〉〈賢父〉の原像
 3節 〈育児なしの父親〉の登場
 4節 父親たちの現代史
 5節 おわりに

第2章 母親の役割──子どもを成熟した大人に育てるために
 1節 人間は母に何を求めているのか──母なるものとの出会い
 2節 母親役割が果たされるために必要なもの
 3節 重要な他者──かかわりのうちに自分を知る
 4節 愛する技術──あなたと接する人があなたの愛を感じられるように愛する
 5節 受け止める心、そして待つ心──佐藤初女の「母の心」
 6節 世界平和のキーワードとしての母性原理──聖母信心という現象からみる母性への希求

第3章 家庭団欒における母性の役割──対話における「共感的理解」を中心として
 1節 母性とは何か?
 2節 母性と子どもとのかかわり
 3節 家庭団欒における親子のコミュニケーション

第4章 子どもの物語からみた家庭団欒──子どもの望み
 1節 家庭での温かなことばのやりとり
 2節 家庭のなかでの絵本
 3節 子どもに寄り添う物語

《コラム1》『思春期を生きる』子どもへのかかわり──今日的な「子育ての課題」に関する臨床教育学的考察

第5章 伝統的な食事という価値──和食文化の食卓
 1節 健康的な食事を子どもに
 2節 自然と地域の恵み
 3節 和食と食卓

《コラム2》算数苦手? 家庭団欒を通して算数好きな子どもに育てよう

第6章 宴としての家庭団欒──音楽のある家
 1節 音楽のある家
 2節 わらべうたと子育て
 3節 音楽は家族をつなぐ
 4節 音楽は家族を超えて

第7章 障がい児によって育てられる家族──不朽の価値を伝えるもの
 1節 わが子の障がいを受容するまで──ダウン症のWちゃん
 2節 障がい児の兄弟姉妹から学ぶ──「父、母、姉、弟の四人家族」
 3節 地域みんなで子育て──「地育教育」という形
 4節 羊水診断について──女子高校生との対話
 5節 価値をきめるものは、命? 形?──保育現場からの報告
 6節 障がいの受容から家族の再構築へ

《コラム3》受験社会と子育て

第8章 価値を伝える場としての家庭団欒
 1節 なぜ家庭は価値を伝える場なのか
 2節 家庭団欒の条件1──子ども側と親側の条件
 3節 家庭団欒の条件2──親子関係に内在する条件
 4節 家庭団欒の結果

第9章 家庭団欒を維持するための知恵──地縁に支えられ、新しい息吹(風)を家族に
 1節 家族の多様と団欒の変化
 2節 地域と家族の新しい関係へ
 3節 地域の祭りと家庭団欒
 4節 世代を超えた子育てと相互理解への取り組み
 5節 まとめ

第10章 日本の伝統や文化の伝承者としての保育者
 1節 子育ては「文化」
 2節 文化の伝承が途絶えてしまった「家庭」
 3節 子育て文化が残存している「保育現場」と伝承者としての「保育者」

終 章 ゆるしの場としての家庭──イタリアの家族の事例から
 1節 家族殺しのエリカ
 2節 受刑者エリカの学位
 3節 人生は家族とともに


[執筆者一覧]※所属は初版刊行時のものです
鈴木昌世  大阪成蹊大学教育学部
佐藤哲也  宮城教育大学教育学部
山本智也  大阪成蹊大学教育学部
米川泉子  目白大学人間学部
鈴木卓治  大阪成蹊大学教育学部
廣 陽子  関西福祉大学発達教育学部
橋本隆公  大阪成蹊大学教育学部
石田貴子  大阪成蹊大学教育学部
鉄口真理子 大阪成蹊大学教育学部
井上美雪  ライセンス学院
髙宮正貴  大阪体育大学教育学部
梅野和人  四天王寺大学短期大学部
飯塚恭一郎 純真短期大学こども学科

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内容説明

シングルマザー、ステップファミリーなど家族形態が多様化した現代において、家庭教育の場としての「家庭団欒」を見直すことで、子どもが幸せに育つ家庭の在り方を考える。

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