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お世辞を言う機械はお好き?  新刊

コンピューターから学ぶ対人関係の心理学

お世辞を言う機械はお好き?

人はコンピューターを人のように扱うとの法則をもとに、コンピューターを用いた実験で対人関係を分析する。

著者 クリフォード・ナス
コリーナ・イェン
細馬 宏通 監訳
成田 啓行
ジャンル 心理 > 社会心理
出版年月日 2017/06/25
ISBN 9784571250507
判型・ページ数 A5・300ページ
定価 本体3,000円+税
 

目次

監訳者まえがき
序文

はじめに なぜ社会的戦略を解明するためにコンピューターを研究するのか
  いかにしてくつしたが私の研究を救ったか
  実験●お世辞は役に立つか?

第1章 賞賛と批判
  中立的な評価は可能か?
  実験●20の扉と無礼な応答
  実験●批判狂走曲
  破壊的でなく、建設的に批判する
  実験●ほめて騒ぎを回避する
  実験●失敗を敵とするか? 味方とするか?
  実験●賞賛がポジティブでなくなることはあるか?
  自分を信頼しすぎることはあるか?
  実験●判断を判断する
  自己評価
  実験●責任のなすり合いはやめよう
  実験●私のことはいいから、あなたの話をしましょう。あなたは私をどう思う?
  第1章のまとめ

第2章 性格
  数十億人と4つの性格
  実験●しゃべりすぎ、しゃべらなさすぎ、それともぴったり?
  実験●言い方がそっくりなら、もう仲間どうし
  実験●真似はお世辞になるか?
  第2章のまとめ

第3章 チームとチームビルディング
  チームの作り方
  実験●どんな風に私を愛しているか? ひとつずつ数えましょう
  実験●チーム作りに演習は必要?
  なぜチームビルディング演習はうまくいかないのか?
  うまくチームを作るには
  チームの合併
  集団思考と多様な意見の抑制
  第3章のまとめ

第4章 情動
  情動とは何か?
  実験●私の情動が聞こえますか?
  実験●不幸な人は不幸な仲間を求めるか?
  実験●悲しそうだと言わないで
  実験●笑いは良薬か?
  興奮しすぎの人を静め、落ち着きすぎの人をあおるには
  実験●フラストレーションについて語ることほど、イライラすることはない
  実験●悲しむ人に同情を、怒れる人に標的を
  実験●悪い人たちじゃない、誤解しているだけなんだ
  第4章のまとめ

第5章 説得
  実験●人(あるいは、もの)は専門家になれるか?
  なぜレッテルはそれほど強力なのか?
  実験●この件に詳しい方とお見受けします
  実験●私ひとりのグループ、それが問題だ
  実験●コンピューターは「ひとつ貸しにしておく」と言えるか?
  実験●壊滅的カルチャーショック?
  実験●互恵性を極限まで推し進める
  実験●相手の知識か類似度か?
  実験●それでも、不揃いは選ばなかった……
  第5章のまとめ

おわりに
監訳者あとがき


[著者紹介]
クリフォード・ナス(Clifford Nass, Ph.D.)
元スタンフォード大学コミュニケーション学部教授。1986年に着任後、社会科学の見地から、各種のメディア、特にコンピューターに接する人間の反応を調べる実験研究を数多く実施した。また、マイクロソフト、デル、日産自動車など多くの企業と共同研究を行い、膨大な数の製品やサービスの開発に貢献。近年はマルチタスクが人の能力に及ぼす影響についての研究を進め、広く提言を行った。2013年、心臓発作により55歳で他界。著書に『人はなぜコンピューターを人間として扱うか──「メディアの等式」の心理学』(バイロン・リーブスと共著、細馬宏通訳、翔泳社、2001年)、“Wired for Speech”(スコット・ブレイブと共著、The MIT Press、2005年)がある。

コリーナ・イェン(Corina Yen, M.S.)
アプリケーション・デザイナー、ライター。スタンフォード大学で機械工学を修めた後、ソフトウェア開発に携わる。ユーザー・リサーチと人間中心のデザインを通じて、ユーザーの体験を充実させるインターフェースの作成に取り組んでいる。デイヴィッド・ケリー、トム・ケリーの『クリエイティブ・マインドセット──想像力・好奇心・勇気が目覚める驚異の思考法』(千葉敏生訳、日経BP社、2014年)の執筆にブレーンとして協力。サンフランシスコ在住。

[監訳・訳者紹介]※初版刊行時のものです
細馬宏通(ほそま・ひろみち)
滋賀県立大学人間文化学部教授。京都大学理学部卒業。京都大学大学院理学研究科博士課程修了(動物学)。専門は人間行動学。主な著書に『介護するからだ』(医学書院、2016年)、『うたのしくみ』(ぴあ、2014年)、『ミッキーはなぜ口笛を吹くのか──アニメーションの表現史』(新潮社、2013年)、『浅草十二階──塔の眺めと〈近代〉のまなざし(増補新版)』(青土社、2011年)など。

成田啓行(なりた・ひろゆき)
滋賀県立大学大学院人間文化学研究科(博士後期課程)単位取得退学。2005年より、フリーの翻訳者として活動中。ITと医療、両分野の翻訳を手がける。京都在住。

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内容説明

「人はコンピューターを人のように扱う」という法則をもとに、実験協力者をコンピューターに置き換えた30の心理学実験を通じて、対人関係の様々な問題への解決策を導く。

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