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生殖補助医療で生まれた子どもの出自を知る権利

生殖補助医療で生まれた子どもの出自を知る権利

非配偶者間人工授精の抱える諸問題を追究

著者 才村 眞理 編著
ジャンル 社会 > 現代社会
出版年月日 2008/12/10
ISBN 9784571420184
判型・ページ数 A5・292ページ
定価 本体5,000円+税
 

目次

刊行によせて(渡辺久子)
第1章 わが国における人工生殖と子の福祉に関する歴史的考察
 第1節 「人工授精子」誕生の時代(1949~1978年)
 第2節 「出自を知る権利」の登場(1979~2003年)
第2章 ART(生殖補助医療)をめぐる動向
 第1節 わが国におけるARTの動向
 第2節 イギリスにおけるARTの動向
 第3節 ニュージーランドにおけるARTの動向
 第4節 ドイツにおけるARTの動向
 第5節 アメリカにおけるARTの動向
 第6節 スウェーデンにおけるARTの動向
 第7節 フィンランドにおけるARTの動向
 補論1 Donor Sibling Registry(DSR)─当事者開設HP:アメリカ
 補論2 WAIMHワークショップにおけるビル・コードレイの発表
第3章 DI者の声
 第1節 イギリスのDI者の声
 第2節 アメリカのDI者の声
 第3節 アメリカのビル・コードレイへのインタビュー
 第4節 社会的虐待からの解放─ナラティブ・アプローチの試み
第4章 DI者支援のためのソーシャルワーク
第5章 わが国における法制化への提言と今後の課題
 第1節 「DIで親になるためのレディネス」への支援
 第2節 「真実告知」への支援
 第3節 「出自を知る権利」への支援
 第4節 「ナラティブ再構築」への支援
第6章 DIにおける子どもの人権侵害とソーシャルワーク
日本のDIで生まれた人たちの自助グループの紹介
索 引

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内容説明

匿名の第三者の精子による人工授精DIにより生まれた子ども達をとりまくアイデンティティの危機や親子関係等の諸問題を紹介し、ソーシャルワークによる支援等を提案する。

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