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日本人の認知的特徴と人格的成長に関する文化心理学  新刊

相互協調的自己観と包括的思考

日本人の認知的特徴と人格的成長に関する文化心理学

従来の日本人論とは異なる実証的な立場から、文化心理学の理論をもとに日本の文化と日本人について考える。

著者 伊坂 裕子
ジャンル 心理 > 社会心理
出版年月日 2018/02/15
ISBN 9784571250514
判型・ページ数 A5・160ページ
定価 本体3,300円+税
 

目次

第1章 日本の集団主義と個人主義
 1-1 文化とこころ 文化人類学から文化心理学へ
 1-2 文化心理学の代表的な理論的枠組み
 1-3 日本人は集団主義的か
 1-4 日本人の集団主義的価値観の特徴――独自の因子の抽出
 1-5 「協調と競争を通した自己利益の維持(MSICC)」の特徴(研究1)
 1-6 総合的考察

第2章 ことわざにみる個人と集団の関係についての価値観の検討
 2-1 ことわざの収集と分類(研究2-1)
 2-2 ことわざ尺度を用いた日本人大学生の価値観の研究(研究2-2)

第3章 日本人の自己批判的自己認知――社会的関係モデル(SRM)を用いた日本的自己認知の考察
 3-1 自己認知のバイアスと文化心理学
 3-2 社会的関係モデル(SRM)を使用した研究1(研究3-1)
 3-3 社会的関係モデル(SRM)を使用した研究2(研究3-2)
 3-4 総合的考察

第4章 本音と建て前の二重構造
 4-1 文化的自己観と本音と建て前
 4-2 道徳的判断
 4-3 重要他者と意見の相違がある場面の行動の文化差(研究4)
 4-4 総合的考察

第5章 日本におけるスピリチュアルな態度――日本における人格の成長
 5-1 日本のspiritualityをとらえる
 5-2 スピリチュアルな態度と自動思考および自己超越性との関連(研究5-1)
 5-3 人生の意味の探索とスピリチュアルな態度の関係(研究5-2)

第6章 東日本大震災とスピリチュアルな態度
 6-1 災害とスピリチュアルな態度、PTG
 6-2 東日本大震災後の被災地外の大学生におけるスピリチュアルな態度(研究6-1)
 6-3 東日本大震災のPTGとスピリチュアルな態度(研究6-2)
 6-4 総合的考察


[著者紹介]※初版刊行時のものです
伊坂裕子(いさか・ひろこ)
日本大学国際関係学部准教授
1983年 日本大学文理学部心理学科卒業
1989年 同大学大学院博士課程満期退学(文学研究科心理学専攻)
1992年 博士(心理学)
専門は、パーソナリティ、社会的認知

主要著書・論文
『現代社会と応用心理学1 クローズアップ「学校」』(2015年、共著、福村出版)
『Next 教科書シリーズ 教育心理学』(2014年、共著、弘文堂)
『心理学概説―心理学のエッセンスを学ぶ―』(2014年、共著、啓明出版)
「社会的行動の適切さ判断―義務を基盤とする道徳観と言動の不一致解消―」(2017年、共著、国際関係学部研究年報、第38集)
“Depressive symptoms and spiritual wellbeing in Japanese university students.”(2016年、共著、International Journal of Culture and Mental Health. vol.9)
「ステレオタイプ的信念の対人関係促進機能―血液型ステレオタイプによる検討―」(2012年、単著、桜文論叢、第82巻)

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内容説明

日本人は本当に集団主義的で自己卑下的か? イデオロギーに偏った従来の日本人論とは異なる実証的な立場から、文化心理学の理論をもとに日本の文化と日本人について考える。

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