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保育の心理学Ⅰ (新・保育実践を支える) 新刊

保育の心理学Ⅰ

保育者が学ぶべき実践の支えとなる、子どもの発達過程における心理学の確かな基礎知識を分かりやすく解説。

著者 成田 朋子 編著
大野木 裕明 編著
小平 英志 編著
ジャンル 保育
教科書 > 保育
シリーズ 保育 > 新・保育実践を支える
出版年月日 2018/04/15
ISBN 9784571116179
判型・ページ数 A5・228ページ
定価 本体2,100円+税
 

目次

第1部 保育と心理学
 1章 子どもの発達を理解することの意義
  1節 対象への接近法としての心理学
   1 心理学の過去と歴史
   2 対象への接近法としての心理学
  2節 子どもの発達をとらえる諸科学──子どもの発達へのアプローチ
  3節 保育に活かす心理学
   1 保育場面に活かされる心理学の知識
   2 心理学が明らかにした子どもの特徴
   3 心理学的基礎研究からの示唆
 演習課題
 コラム1 進化発達心理学

 2章 保育実践の評価と心理学
  1節 保育実践の過程
  2節 保育実践を評価することの意味とその視点
   1 なぜ評価が重要なのか
   2 評価の3つの視点
   3 教育評価の視点
  3節 保育評価の基礎資料を得ること
   1 心理学の研究法
   2 実践の中での研究法の活用
  4節 外部の専門機関と心理検査
   1 相談を扱う関係諸機関
   2 心理検査とは
   3 心理検査の標準化
 演習課題
 コラム2 学力偏差値とは何か

 3章 発達観、子ども観、保育観
  1節 日常生活に現れる「○○観」の意味
   1 発達に影響する4つの環境水準
   2 ○○観の日常的な意味
   3 「観」の心理学的なとらえ方
   4 心理学的理論の性質と発達段階説の特徴
  2節 発達段階に光をあてた子ども観
   1 ピアジェによる認知発達理論
   2 ヴィゴツキーの文化歴史的理論
   3 コールバーグの道徳判断3水準6段階理論
   4 フロイトの精神─性的発達理論とエリクソンの心理─社会的発達理論
  3節 学習としての発達と発達支援・教育
  4節 子どもは無力か有能か──2つの極端な子ども観、教育観
 演習課題
 コラム3 初期西ヨーロッパの子ども観

第2部 子どもの発達の理解
 4章 乳幼児の発達と環境
  1節 子どもの育ちに関わる要因
  2節 「氏か育ちか」──遺伝と環境をめぐる理論的対立の歴史
  3節 遺伝と環境の相互作用
   1 遺伝と行動傾向
   2 遺伝と環境の相互作用
  4節 子育て環境としての文化
   1 子育ての文化差
   2 日本における子育て環境の変遷
 演習課題
 コラム4 事象間の関係――独立と相関・因果

 5章 乳幼児期の情動と自我・自己の発達
  1節 情動とその発達
   1 情動とは
   2 情動の発達と行動
   3 情動の理解
  2節 自我・自己の認知とその発達
   1 乳幼児期の自己
   2 身体的自己
   3 視覚的な自己の認識
   4 抽象的な自己理解
  3節 養育者との出会い
   1 比較行動学からの示唆
   2 ボウルビィの愛着理論
   3 愛着の測定
 演習課題
 コラム5 ボウルビィとホスピタリズム

 6章 乳幼児期の身体的機能と運動機能の発達
  1節 身体の発達
   1 発達曲線
   2 睡眠の発達
  2節 運動機能の発達
   1 全身運動・移動行動の発達
   2 手腕機能の発達
  3節 学習のメカニズム
   1 オペラント条件づけ
   2 観察学習
   3 学習の進展
  4節 生活を通じた発達と学習
   1 生活の中での学習
   2 遊びを通じた身体機能の発達
   3 子どもの発達と安全に対する配慮
 演習課題
 コラム6 学習の転移

 7章 乳幼児期の知覚と認知の発達
  1節 知覚・認知の発達
   1 視覚の発達
   2 聴覚・味覚・嗅覚の発達
  2節 ピアジェの認知発達説
   1 感覚運動期
   2 前操作期
  3節 乳幼児期に特有の知覚・認知の諸相
   1 乳幼児期特有の知覚
   2 乳幼児期特有の認知
  4節 心の理論
 演習課題
 コラム7 ピアジェ

 8章 乳幼児期の言葉の発達と社会性
  1節 乳幼児期の言葉の発達過程
   1 言葉の獲得の準備――前言語コミュニケーション
   2 言語でのコミュニケーション
  2節 言語獲得についての理論
  3節 言語獲得を支える養育者の働きかけと象徴機能の発達
   1 養育者の働きかけ
   2 象徴機能の発達――モノに対しての意味づけ
  4節 言葉の発達と社会性
   1 メタ言語能力の発達
   2 書き言葉の発達
   3 言葉の役割と社会性
 演習課題
 コラム8 語意味の推測

 9章 人との相互的関わりと子どもの発達
  1節 胎生期から新生児期における他者との関わり
   1 胎生期の子どもの成長と母子の関わり
   2 母性感受期
   3 新生児期の母子の相互作用
  2節 基本的信頼感の基礎となるもの
   1 マターナル・アタッチメント
   2 他者の存在の理解の獲得
  3節 親子関係の発達
   1 母子関係と父子関係
   2 愛着の発達
  4節 社会的関係の広がり
   1 子どもとの関わり
   2 保育者との関わり
   3 遊びの発達
 演習課題
 コラム9 マーシャル・H. クラウスとジョン・H. ケネル

第3部 生涯発達と保育(養護と教育)の重要性
 10章 乳幼児期の発達的特徴
  1節 乳児の発達的特徴
   1 赤ちゃんからのプロポーズ(おおむね6カ月未満)
   2 安心から生まれる探索行動(おおむね6カ月から1歳未満)
  2節 3歳未満児の発達的特徴
   1 人やモノと関わり、遊ぶ(おおむね1歳から2歳未満)
   2 共感的受容と言葉の発達(おおむね2歳)
  3節 3歳以上児の発達的特徴
   1 生活習慣の形成と自己効力感(おおむね3歳)
   2 心への気づきと自己調整的行動(おおむね4歳)
   3 仲間意識とリーダーシップ(おおむね5歳)
   4 自己実現と他者理解(おおむね6歳)
 演習課題
 コラム10 「保育する」ということ

 11章 児童期の発達的特徴
  1節 幼児期以降の子どもの発達を学ぶ意義
  2節 知的発達
   1 メタ認知
   2 具体的操作期
  3節 社会的発達
   1 友人関係の発達
   2 対人関係から学ぶもの
  4節 パーソナリティの発達
   1 自己概念
   2 自己評価・自尊感情
  5節 幼児期から児童期への移行
   1 小学校への移行時に生じる問題
   2 保育所などと小学校の連携
 演習課題
 コラム11 “自分とは何か?”を調べる方法

 12章 青年期以降の発達的特徴
  1節 青年期以降の知的発達
   1 青年期の思考の特徴――形式的操作
   2 熟達化 
   3 加齢による知的能力の変化
   4 知能の多様性
  2節 青年期以降の社会的発達
   1 アイデンティティの形成
   2 就職・キャリア形成
   3 結婚生活・子育て
   4 中年期の危機
   5 老年期の英知
 演習課題
 コラム12 日常経験に依存した思考――4枚カード問題

 13章 発達のつまずき
  1節 発達のつまずきの早期発見
   1 乳幼児健康診査
   2 5歳児健康診査
  2節 発達のつまずきのある子どもたち
   1 知的障害
   2 自閉症スペクトラム障害
   3 注意欠如・多動性障害(ADHD)
   4 学習障害(LD)
  3節 発達のつまずきとアセスメント
  4節 発達支援
   1 発達のつまずきのある子どもたちへの療育
   2 特別支援教育と個別の教育支援計画・指導計画
   3 保護者支援と専門機関との連携
 演習課題
 コラム13 知能指数(IQ)と発達指数(DQ)

 14章 児童福祉施設における子どもの発達
  1節 子どもが育つ上での環境の影響
   1 家庭での育ちと施設での育ち
   2 社会的養護と法改正
  2節 児童養護施設に入所する子どもの背景と特徴
   1 児童福祉施設と虐待・親との別離
   2 虐待のもたらす状態
  3節 児童養護施設における子ども
   1 施設への入所と発達
   2 対人関係の発達
   3 子どもたちの揺れる心
  4節 児童福祉施設での保育――まとめに代えて
   1 子どもへの目の向け方
   2 心理的アプローチ
   3 子どもの振る舞い方からの発見
 演習課題
 コラム14 児童養護施設における心理療法

 15章 発達に関わる諸理論
  1節 知的発達に関する理論
   1 ピアジェの認知発達理論
   2 ブルーナーの表象の発達理論
  2節 社会的発達に関する理論
   1 ハヴィガーストの発達課題
   2 ボウルビィの愛着理論
   3 コールバーグの道徳発達理論
  3節 パーソナリティ発達に関する理論
   1 フロイトの精神分析理論
   2 エリクソンの心理-社会的発達段階
 演習課題
 コラム15 フロイト(Freud, S. 1856~1939)


[執筆者一覧]※肩書きは初版刊行時のものです
成田朋子  名古屋柳城短期大学名誉教授
大野木裕明 仁愛大学人間生活学部子ども教育学科教授、福井大学名誉教授
小平英志  日本福祉大学子ども発達学部心理臨床学科准教授
乙部貴幸  仁愛女子短期大学幼児教育学科准教授
天谷祐子  名古屋市立大学大学院人間文化研究科准教授
安藤史高  岐阜聖徳学園大学教育学部准教授
布施光代  明星大学教育学部教育学科准教授
小椋たみ子 大阪総合保育大学大学院児童保育研究科教授
髙村和代  岐阜聖徳学園大学教育学部准教授
水谷孝子  武庫川女子大学名誉教授
青木直子  藤女子大学人間生活学部保育学科准教授
多川則子  名古屋経済大学人間生活科学部教授
荻原はるみ 名古屋柳城短期大学保育科教授
齋藤 謁  恵泉女学園大学人間社会学部社会園芸学科教授
楯  誠  名古屋経済大学人間生活科学部教育保育学科教授

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内容説明

子どもの健やかな成長と子育て支援を担う保育者が学ぶべき、子どもの発達過程における心理学の確かな基礎知識を分かりやすく解説。平成29年告示要領・指針対応の改訂版。

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