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自己調整学習の多様な展開

バリー・ジマーマンへのオマージュ

自己調整学習の多様な展開

バリー・J・ジマーマンによる自己調整学習理論のさまざまな領域における展開と今後の可能性について検証する。

著者 ヘファ・ベンベヌティ
ティモシー・J・クリアリィ
アナスタシア・キトサンタス
中谷 素之 監訳
ジャンル 心理 > 教育心理
教科書 > 参考図書 > 心理
出版年月日 2019/03/25
ISBN 9784571220586
判型・ページ数 A5・600ページ
定価 本体9,000円+税
 

目次

日本語版への序文

第1章 バリー・J・ジマーマンの自己調整学習理論
 (ディル・H・シャンク、エレン・L・アッシャー)

第2章 自己調整の発達を最大化する数学授業の連続的構成要素――理論、実践、介入
 (スティーヴン・J・ペイプ、クレア・V・ベル、イフェット・エリフ・イェトキン=オズデミル)

第3章 ライティングにおける自己調整方略の育成――育成、実施、強化
 (カレン・R・ハリス、スティーヴ・グラハム、ターニャ・サンタンジェロ)

第4章 科学教育における循環的な自己調整介入の応用
 (ティモシー・J・クリアリィ、アンジュ・S・ラブハン)

第5章 高等教育の数学授業において学業的自己調整を高めるための循環的フィードバックアプローチ
 (アダム・モイラン)

第6章 自己調整の学習アカデミーを通じた宿題遂行の成功
 (ヘファ・ベンベヌティ)

第7章 大学生をより方略的で自己調整的な学習者にするための支援
 (クレア・エレン・ウェインステイン、テイラー・W・エース)

第8章 自己調整学習方略としての援助要請
 (スチュアート・A・カラベニック、ジャン=ルイ・バーガー)

第9章 生徒の学習とパフォーマンス改善に向けたキャリブレーションの正確さに関する情報の活用
 (ペギー・P・チェン、ポール・D・ロッシ)

第10章 利用・産出欠如の学生に対するメタ認知的スキルの訓練
 (マーセル・V・J・ヴィーンマン)

第11章 学習テクノロジーと自己調整学習――実践への示唆
 (アナスタシア・キトサンタス、ナダ・ダバグ、フェイ・C・ヒューイ、スーザン・ダス)

第12章 自己調整介入と音楽における熟達
 (ゲーリー・E・マクファーソン、シーヴ・G・ニールセン、ジェームズ・M・レンウィック)

第13章 体育とスポーツの文脈における自己調整介入の実行
 (マリオ・グダス、アサオシオス・コロベロニス、イリーニ・デルミザキ)

第14章 慢性疾患管理における自己調整介入の使用
 (ノリーン・M・クラーク)

第15章 自己調整スキル発達モデルのメンタリングへの応用
 (マリア・K・ディベネデット、マリー・C・ホワイト)

キーワード集――各章の内容をより深く知るために


[編者紹介]※所属は原著刊行時のものです
ヘファ・ベンベヌティ(Hefer Bembenutty)[Heferは最初の「e」にアキュート・アクセントが付く]
 ニューヨーク市立大学クイーンズ校(Queens College of the City University of New York)
ティモシー・J・クリアリィ(Timothy J. Cleary)
 ラトガース大学(Rutgers, The State University of New Jersey)
アナスタシア・キトサンタス(Anastasia Kitsantas)
 ジョージ・メイソン大学(George Mason University)

[監訳者・訳者紹介]※初版刊行時のものです
中谷素之(なかや・もとゆき)
 名古屋大学大学院教育発達科学研究科教授
秋場大輔(あきば・だいすけ)
 ニューヨーク市立大学大学院センター教授
伊藤崇達(いとう・たかみち)
 九州大学大学院人間環境学研究院准教授
犬塚美輪(いぬづか・みわ)
 東京学芸大学教育学部准教授
梅本貴豊(うめもと・たかとよ)
 京都外国語大学外国語学部講師
太田絵梨子(おおた・えりこ)
 東京大学大学院教育学研究科博士課程
岡田 涼(おかだ・りょう)
 香川大学教育学部准教授
解良優基(けら・まさき)
 南山大学人文学部講師
小林寛子(こばやし・ひろこ)
 東京未来大学モチベーション行動科学部准教授
篠ヶ谷圭太(しのがや・けいた)
 日本大学経済学部准教授
瀬尾美紀子(せお・みきこ)
 日本女子大学人間社会学部准教授
橘 春菜(たちばな・はるな)
 名古屋大学教育基盤連携本部アドミッション部門特任准教授
田中瑛津子(たなか・えつこ)
 名古屋大学特任助教
 博士課程教育リーディングプログラムPhDプロフェッショナル登龍門推進室
塚野州一(つかの・しゅういち)
 富山大学名誉教授
深谷達史(ふかや・たつし)
 広島大学大学院教育学研究科准教授
福富隆志(ふくとみ・たかし)
 慶應義塾大学大学院社会学研究科教育学専攻後期博士課程
松山 泰(まつやま・やすし)
 自治医科大学医学教育センター准教授

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内容説明

自己調整学習研究のパイオニア、バリー・J・ジマーマンの理論について、教育、医療、メンタリングなどさまざまな領域における展開を紹介し、未来への可能性を検証する。

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