
性の概念の変化に性の問題をどうとらえ支援するのか。発達段階に応じた性教育の包括的支援モデルを紹介。
| 著者 | 小野 善郎 監 和歌山大学教育学部附属特別支援学校性教育ワーキンググループ(代表 藤田絵理子) 編著 |
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| ジャンル | 障害 > 障害児者教育 |
| 出版年月日 | 2019/07/30 |
| ISBN | 9784571121371 |
| 判型・ページ数 | B5・168ページ |
| 定価 | 本体1,800円+税 |
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目次
第1部 教育分野――和歌山大学教育学部附属学校での「性」に関する教育の実践
1章 附属小学校における取り組み
1-1 さまざまな人と学び合う中でのLGBTの理解
1-2 体験的な活動を通して養う子どもたちの生命尊重の態度
1-3 学童期における性教育・性に関する指導
1-4 「家庭科」に見る性教育
1-5 SNSにおける性の危険性
ミニ総括1
2章 附属中学校における取り組み
2-1 中学1年生の保健分野におけるICTを用いた性教育
2-2 中学校卒業時に伝えたい「ライフプランの中の性」
ミニ総括2
3章 附属特別支援学校高等部における取り組み
3-1 知的障害のある生徒の性に関する個別指導の実践
3-2 性について語り合える関係性の構築
ミニ総括3
4章 大学教員による性に関わる提言
4-1 高等教育機関における包括的性教育
4-2 エリクソンの自我発達論から見た「青年期」の課題
4-3 知的障害の生徒・保護者に対する性教育について
4-4 大学でジェンダー論を学ぶ意義
4-5 和歌山大学ソーシャル・インクルージョン研究ユニットの活動から
4-6 性的マイノリティの学生に寄り添い学んだこと
4-7 性的被害を経験した子どもや女性へのケア
4-8 精神的な健康と「性」――精神疾患をもつ人々との出会いから
4-9 身体および性の受容と心理的ケア
ミニ総括4
第2部 発達段階に応じた性教育の必要性
5章 MINE(マイン)期
5-1 命の大切さに注目した性教育の取り組み
5-2 人権としての性教育
5-3 発達段階を見通した乳幼児期における性教育の可能性
5-4 発達につまずきのある子どもの子育てにおける性教育
5-5 児童心理治療施設における性的問題の理解とアプローチ
5-6 児童養護施設における性教育の実践
5-7 性役割が未分化な子どもの性被害・加害の予防について
ミニ総括5
6章 疾風怒濤期
6-1 発達につまずきのある子どもへの家庭における性教育
6-2 児童自立支援施設における性加害児童への支援
6-3 第二次性徴にともなう心身の変化
6-4 児童相談所における性加害行動を行った子どもへの支援
6-5 性加害行動への認知行動療法を基盤とした治療的介入
6-6 性加害の再犯を予防するために必要な対処スキル
ミニ総括6
7章 多様な青年期
7-1 高校で性教育を学ぶことの意味
7-2 ひきこもり・不登校傾向の若者への性教育
7-3 青年期の発達課題に関連した性的行動の特徴と支援
7-4 地域相談支援事業所での性を含んだ男女交際の支援
7-5 性的マイノリティ当事者の活動とメッセージ
7-6 すべてのセクシュアリティが安心できる場所を目指して
7-7 ヘルスプロモーションとしての性教育
7-8 性に関する認知の歪み・感情コントロールの支援
7-9 性被害にあったとき――弁護士の視点から
7-10 予期せぬ妊娠・出産を減らすために
7-11 性感染症に関連した最近の動向
7-12 性加害者支援の注意点
7-13 愛着障害と性に関わる行動の問題
ミニ総括7
第3部 支援実践事例
事例-1 MINE期1 乳房へのタッチングがある男児
事例-2 MINE期2 性器いじりがある男児
事例-3 MINE期3 母親のパートナーから性的被害を受けた女児
事例-4 MINE期4 年少児童に性的加害を行った男児
事例-5 MINE期5 下着盗を繰り返した発達障害男児
事例-6 疾風怒濤期1 異性との交際にあこがれSNS返信要求にこだわる男子
事例-7 疾風怒濤期2 居宅侵入で女児下着を大量に盗みつづけた男子
事例-8 多様な青年期1 SNS上の性的メッセージへの危機認識が少ない女子
事例-9 多様な青年期2 女性への恐怖感・嫌悪感が強い男子
事例-10 多様な青年期3 妊娠に気づかなかった女性
事例-11 多様な青年期4 性感染症が発見された妊婦の出産
事例-12 架空ケース検討1 疾風怒濤期
事例-13 架空ケース検討2 多様な青年期
コラム1 七生養護学校事件とその後の性教育の動向
コラム2 青少年健全育成条例の改正について
コラム3 中学生を取り巻くサブカルチャーにおける性に対する私見
コラム4 身体接触とコミュニケーション
コラム5 一人で悩まないで――わかやまmine(マイン)の活動から
コラム6 自分の身体に慣れるための体験的な学び
コラム7 デートDVと高校生向けの啓発活動
コラム8 デートDV防止の講座をはじめとしたさまざまな講演や相談支援
コラム9 女性相談所の取り組み
コラム10 住みよい街と、住民参加の街――性的マイノリティの視点から
コラム11 公衆衛生の立場から
コラム12 性被害防止のための警察の取り組み
付録 ジェントレカード
[監修者紹介]※初版刊行時のものです
小野善郎(おの・よしろう)
和歌山県精神保健福祉センター所長、和歌山県子ども・女性・障害者相談センター子ども診療室長を併任。精神保健指定医、日本精神神経学会専門医、日本児童青年精神医学会認定医、子どものこころ専門医。近著に『思春期を生きる――高校生、迷っていい、悩んでいい、不安でいい』『思春期の育ちと高校教育――なぜみんな高校ヘ行くんだろう?』『思春期の子どもと親の関係性――愛着が導く子育てのゴール』(いずれも福村出版)など。
[執筆者一覧]※肩書きは初版刊行時のものです
安宅満美子 母乳育児相談マミィサポート代表:助産師
安西美樹 特定非営利活動法人チーム紀伊水道副理事長
家本めぐみ toddleわかやま代表
伊藤あすみ きのくに法律事務所:弁護士
井上真希 オールセクシャリティのためのセルフヘルプグループ ココニハ代表
今村律子 和歌山大学教育学部教授/同附属小学校校長
岩﨑 仁 和歌山大学教育学部附属小学校教諭
岩田智和 和歌山県立仙渓学園[児童自立支援施設]:公認心理師・臨床心理士
岩谷 潤 和歌山大学保健センター准教授:精神科医師
上西祐子 和歌山県スクールカウンセラー
上原一弥 和歌山大学教育学部附属中学校教諭・校内教頭
浦田 洋 甲子園大学心理学部教授
岡本光代 和歌山県立医科大学保健看護学部講師:保健師
長内綾子 特定非営利活動法人Peer心理教育サポートネットワーク:臨床心理士
片岡玉恵 ウィメンズネット・和歌山代表
北岡大輔 和歌山大学教育学部附属特別支援学校教諭
北山貴敏 つつじが丘学舎[児童養護施設]児童支援員
倉嶋麻理奈 特定非営利活動法人チーム紀伊水道理事長
桑木義典 和歌山市立三田小学校校長
古宮 圭 たいようこどもクリニック院長:小児科医師
小山秀之 特定非営利活動法人Peer心理教育サポートネットワーク代表:臨床心理士/大学非常勤講師
三反田和人 元和歌山大学教育・地域支援部門客員教授
性暴力救援センター和歌山(わかやまmine)
高橋孝男 児童発達支援事業所・ハミング子ども教室室長
田中 存 つつじが丘学舎[児童養護施設]児童支援員
津村雅稔 特定非営利活動法人チーム紀伊水道副理事長
鶴岡尚子 和歌山大学教育学部附属特別支援学校養護教諭
土井裕正 みらい[児童心理治療施設]:臨床心理士
土佐いく子 和歌山大学教育学部非常勤講師
中井章博 和歌山大学教育学部附属小学校副校長
西川順也 和歌山県子ども・女性・障害者相談センター(中央児童相談所):臨床心理士
西倉実季 和歌山大学教育学部准教授
西原 弘 和歌山信愛女子短期大学教授
則定百合子 和歌山大学教育学部准教授
橋本大地 和歌山大学教育学部附属中学校教諭
花野真弓 和歌山大学教育学部附属中学校養護教諭
林 修 和歌山大学教育学部教授
一ツ田啓之 和歌山大学教育学部附属特別支援学校養護教諭
福田修武 和歌山大学教育学部附属中学校副校長
藤田絵理子 和歌山大学教育学部特任助教(附属三校担当):公認心理師
松尾 寛 銀聲舎代表
松岡俊英 医療法人稲祥会稲田クリニック:産婦人科医師
松岡 円 和歌山県子ども・女性・障害者相談センター:精神科医師
室屋賢士 特定非営利活動法人Peer心理教育サポートネットワーク:臨床心理士/大学非常勤講師
森 麻友子 和歌山大学障がい学生支援部門講師
森下順子 和歌山信愛大学教育学部准教授
森本孝子 和歌山大学教育学部附属小学校養護教諭
矢出大介 和歌山大学教育学部附属小学校教諭
矢野 勝 和歌山大学教育学部教授/同附属中学校校長
山下眞史 特定非営利活動法人ネオ 相談室ラルゴ代表
山本 朗 東大阪市立障害児者支援センター:精神科医師
米澤好史 和歌山大学教育学部教授
和歌山県警察
和歌山県健康推進課
和歌山県子ども・女性・障害者相談センター(女性相談所)
和歌山県青少年・男女共同参画課
和歌山県男女共同参画センター“りぃぶる”






