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アクティブ・ラーニング時代の実践をひらく「障害児の教授学」  新刊

アクティブ・ラーニング時代の実践をひらく「障害児の教授学」

障害児の授業を支える理論を体系的に論じ、新学習指導要領をふまえた教育実践を創造するための視点を示す。

著者 障害児の教授学研究会
ジャンル 障害 > 障害児者教育
出版年月日 2019/10/01
ISBN 9784571121388
判型・ページ数 A5・216ページ
定価 本体2,700円+税
 

目次

はじめに――本書のロードマップ
  1 「障害児の教授学」が求められる時代
  2 新しい学習指導要領と「教授学」との対話
  3 本書の構成――ロードマップとして

第1章 「障害児の教授学」――出発・発展と授業づくりの魅力
  1 障害児の教授学――出発で大切にしたもの
  2 障害児の教授学――発展で問われるもの
  3 障害児の教授学――授業づくりの魅力

第2章 教授学を支える学校文化とカリキュラム
 第1節 特別支援学級・学校という場の文化と授業づくり
  1 目の前の事実から
  2 特別支援学級・学校という場の特質
  3 特別支援学級・学校という場の文化をつくる、発信する
 第2節 カリキュラムづくりと教授・学習
  1 教えたいことと学びたいことの「あいだ」を創り出す
  2 教科の本質とカリキュラムづくり
  3 子どもの学びの過程=カリキュラムづくりと発達・生活
  4 子どもの学びの過程=カリキュラムを創り出す教師の指導性
  5 カリキュラムづくりを支える教師の指導力
 第3節 教師の指導と応答的関係
  1 学びの連続性を意識する
  2 学びの連続性における誤解
  3 「遊び」の間違った認識
  4 遊びを評価する難しさ
  5 遊びは指導するものか、援助するものか
  6 授業における指導に遊びを取り入れる意義
  7 遊びが学びになっていくためには
  8 応答的関係とは何か
  9 関係性、集団性が高まるプロセスとは

第3章 授業成立の教授学
 第1節 子どもから始まる教授学を打ち立てる
  1 子どもから始まる教授学という視点
  2 就学前後の時期における子ども観
  3 小学部から中学部にかけての子ども観
  4 「子どもから始める」ことの意味
 第2節 学ぶ楽しさのある集団学習
  1 集団学習が子どもの世界を広げる
  2 教師と子どもの関係性を問い直す
  3 知識の種を生きて働く力につなげるために(2つのカリキュラムを編む)
  4 子どもの「差異」を生かした授業づくり――「強さ」を生かす学び
  5 子どもの自立と授業づくり

第4章 授業構想の教授学
 第1節 教材文化の教授学
  1 学びの価値を突き詰めない傾向
  2 生活をつくり、社会をひらく教材文化を追求する
  3 学びがいのある授業を追求した障害児教育実践における教材づくり
  4 教材づくりにおける「本物」を問う
  5 深い学びを実現する教材づくりの展望
 第2節 学びの展開の教授学
  1 学びの展開について考える前提
  2 子どもの学びが展開するということ
  3 障害のある子どもの学びの展開と授業づくり
  4 学びに美を見る人生へ
 第3節 学びの評価の教授学
  1 教育目標の管理・評価――「目に見える」評価の強化
  2 コンピテンシー(資質能力)と教育評価の動向
  3 障害児教育における学びの評価の特徴
  4 「できる」ことの再評価の視点と指導的評価活動
  5 障害児教育における学びの評価の展望
 第4節 学習指導案の教授学
  1 「ひな型」学習指導案から脱け出す
  2 視点をもって学習指導案を書く
  3 「個別性」と「偶然性」を許容できる学習指導案の立案
  4 子どもの学びをつなぐ授業づくりと学習指導案
  5 「共同的な学び」を創り出す学習指導案の立案

第5章 教授学を支える教師論
 第1節 授業研究を通した対話づくり
  1 授業研究と校内研究
  2 授業中の子どもの写真を活用した授業研究会(振り返りと授業改善)
  3 子どもの姿から意味を省察し、解釈する力を鍛える事例研究会
  4 子どもを主体ととらえて、内面を感じ取る力を磨く
 第2節 先人の授業実践記録との対話
  1 先人との対話の必要性
  2 学校づくり、地域づくり――保護者の要求、教育権を大切に
  3 教育課程づくり
  4 学力の保障――生活と教育の結合
  5 教科教育の実践と検証
  6 先人の教育遺産が投げかけているもの
 第3節 学校教師の世代間をつなぐ対話
  1 教員にとっての学校生活の変化――昔の学校の風景から
  2 教員の年齢分布
  3 年齢とそれぞれの時代背景を考える
  4 さまざまな教員のタイプ――教員の差をどう考えるか
  5 共同・協働する教職員集団をどうつくっていくか
  6 教員をどのように育てているのか
  7 それでも希望をなくさずにいこう

第6章 「障害児の教授学」の危機と未来への展望
  1 障害児の教授学研究の視点
  2 子どもの主体性と教師の主体性を問う
  3 為すことを尽くして、なお子どもの心の声を聴く
  4 子どもの存在をつくる教師を問う
  5 「ことばを教える」を問う
  6 基準(スタンダード化)・マニュアル化・スキル化・データベース化を問う
  7 障害児の教授学の将来を問う

おわりに


[執筆者一覧]※所属は初版刊行時のものです
新井英靖  茨城大学
今井理恵  日本福祉大学
小川英彦  愛知教育大学
櫻井貴大  岡崎女子短期大学
佐野友俊  山梨県立やまびこ支援学校
高井和美  前香川県特別支援学校
高橋浩平  東京都杉並区立杉並第四小学校
堤 英俊  都留文科大学
手塚知子  身延山大学
廣内絵美  京都市立乾隆小学校
廣瀬信雄  山梨大学
湯浅恭正  中部大学
吉田茂孝  大阪教育大学

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内容説明

相次ぐ改革と世代交代により指針が見失われつつある特別支援教育の現場に向け、理論(教授学)を体系的に論じ、新学習指導要領をふまえた教育実践を創造するための視点を示す。

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